「ガチャピンの二代目声優は誰なのか」という問いに対して、ネット上では2つの異なる答えが飛び交っています。この混乱の原因は、「番組開始当初の極初期キャスト」を初代とカウントするか否かという認識のズレに起因しています。
ガチャピンの歴史における実際の配役変遷を正確に整理すると、次の3段階に分かれます。
- 初代声優:矢沢邦江さん(1973年4月〜1975年頃)
番組創成期のパイロット的な立ち上げ期を担当。まだキャラクターの性格設定が定まりきっていなかった黎明期に、愛嬌ある恐竜の子どもの声を作りました。 - 二代目声優(黄金期):雨宮玖二子さん(1975年頃〜2014年3月頃)
旧芸名は雨宮久仁子。『ひらけ!ポンキッキ』から『ポンキッキーズ』の黄金期を支え、実に約39年間にわたりガチャピンに命を吹き込み続けた「昭和・平成世代が最も耳に馴染んだ声」の主です。 - 三代目声優(新生ガチャピン):鈴木真仁さん(2014年4月〜)
アニメ『赤ずきんチャチャ』のチャチャ役や『スレイヤーズ』のアメリア役で知られる実力派声優。2014年春の改編以降、現在に至るまでガチャピンの声を担当しています。
つまり、厳密な歴代カウントでは二代目は雨宮玖二子さん、三代目が鈴木真仁さんです。しかし、初代の矢沢邦江さんの担当期間が約2年と初期に集中しており、その後40年近く雨宮さんが演じていたため、一般の視聴者の間では「雨宮さんの声=初代ガチャピン」と記憶されていました。その結果、2014年に声が変わった際、交代相手である鈴木真仁さんが「二代目」として世間に広く認識されるという逆転現象が生じたわけです。