GACKTの若さを語る上で外せないのが、伝説とも言える「食生活」の鉄則です。彼が白米を完全に口にしなくなったのは、1999年にソロ活動を開始した26歳の時でした。「これからソロとして一人で音楽業界の荒波に立ち向かうにあたり、自分の命の次に好きだった米を断ち、成功を祈願する」という願掛けから始まったこの習慣は、すでに四半世紀以上継続されています。
さらに、基本的には「1日1食」を徹底。日中は固形物を一切口にせず、オリジナルブレンドの特製野菜ジュースや良質なサプリメントでビタミン・ミネラルを補給します。食事を摂るのは夜の会食時のみで、血糖値を急上昇させない野菜から食べ始め、良質なタンパク質である赤身肉や魚介類を時間をかけて味わいます。近年の抗加齢医学(アンチエイジング)において、空腹時間を16時間以上設けることで細胞内の老廃物を分解・浄化する「オートファジー」の重要性が叫ばれていますが、GACKTは医学界がそのメカニズムに注目する遥か以前から、直感と経験則によってこの習慣を確立していました。
トレーニングに関しても、ジムのマシンを使って単に筋肉を肥大させるような筋肥大偏重のアプローチは採りません。「ステージで美しく動ける筋肉」「人を惹きつけるしなやかな身体」を作るため、自重を使った腕立て伏せや懸垂、そして重さ9キロのメディシンボールを寝そべった腹の上に叩き落とす過酷な「ヘルボール」など、強靭な体幹とインナーマッスルを鍛え上げるメニューを毎朝欠かさずこなしています。
加えて、外見の美しさを下支えしているのが緻密なアンチエイジング美容法です。老化原因の約8割を占めるとされる「光老化(紫外線によるダメージ)」を極度に警戒し、外出時の日傘や日焼け止めは季節を問わず必須。さらに、定期的な美容皮膚科でのケミカルピーリングやレーザー治療、高濃度ビタミン点滴、そして自己細胞を用いた幹細胞治療など、最先端の再生医療を惜しみなく取り入れています。