バレンタインの王道であり、毎年圧倒的なリクエスト数を誇るのが生チョコレートです。基本のガーナ生チョコの作り方は、驚くほどシンプル。必要な材料はガーナミルク(またはブラック)、生クリーム、お好みで仕上げのココアパウダーという、まさに材料3つのバレンタインスイーツの最高峰です。
失敗を防ぐ絶対条件は「水分を絶対に混入させないこと」と「生クリームの温度管理」に尽きます。まずはガーナ板チョコ3枚(約150g)を包丁で細かく刻み、ボウルに入れます。次に、乳脂肪分35%以上の生クリーム80mlを小鍋で沸騰直前(鍋肌がフツフツとする程度)まで温め、刻んだチョコの上に一気に注ぎ入れます。
ここで慌てて混ぜず、約1分間じっくり放置して余熱でチョコを芯まで温めるのが滑らかに仕上げる最大のコツです。中心から円を描くようにゴムベラでゆっくり混ぜ合わせると、ツヤのある美しいエマルション(乳化状態)が完成します。クッキングシートを敷いたバットに流し込み、冷蔵庫で2時間以上冷やし固めた後、温めた包丁でサイコロ状にカットしてココアパウダーを纏わせれば、専門店顔負けの濃密な生チョコが完成します。