よしこ(本名:永井良子)のこれまでの歩みを振り返ると、お笑い芸人としてブレイクする以前から極めて多彩で、地に足のついたキャリアを歩んできたことがわかります。愛知県豊田市で4人兄弟の末っ子として育った彼女は、高校卒業後に進路の大きな選択を迎えました。
最初のキャリアは、お笑いとは無縁に見える老人保健施設での介護職員でした。高校卒業後に資格を取得し、約3年間にわたり現場で高齢者の排泄や入浴介助、生活支援に奔走。当時の同僚や関係者の証言によると、よしこは非常にお年寄りから慕われており、持ち前の明るさと細やかな気配りで施設内の人気者だったと伝えられています。現在もバラエティのロケ等で見せる年配者への礼儀正しさや自然な寄り添い方は、この介護士時代の現場経験が血肉となっていることは間違いありません。
その後、「一度きりの人生、本当にやりたいことに挑戦したい」と一念発起してNSC(吉本総合芸能学院)大阪校35期生として入学。その生活費や学費を工面するために夜間に働いていたのが、大阪・十三(じゅうそう)などの飲食店やスナックでした。吉本の公式発信では「スナックの美人チーママ時代」というキャッチコピーで写真が紹介されたこともありますが、実際にはNSC在学中からデビュー初期にかけての過渡期に撮影されたものでした。お酒の席を盛り上げるトーク力と華やかなルックスを兼ね備えていたため、常連客からの人気も絶大だったといいます。
当時のビジュアルと現在の姿、そして公表されているデータを比較検証したのが以下の表です。