高知市内に点在する会場は、公式審査が行われる「競演場」と、商店街や地域が主体となって盛り上げる「演舞場」に分かれています。効率よく祭りの醍醐味を味わうには、事前のルート設計が欠かせません。
祭りの最高峰の緊張感と完成度を体感するなら、メインストリートである「追手筋本部競演場」の有料桟敷席(さじきせき)がベストです。高知城をバックにした片道約100メートルの直線コースで、昼の部と夜の部が入れ替え制で実施されます。審査員が目を光らせるこの場所では、どのチームも一切の妥協を排した渾身の隊列美を披露します。桟敷席チケットは毎年事前販売で争奪戦となるため、早めの確保が推奨されます。
一方、間近で熱気を感じたい場合は、アーケード街をダイナミックに駆け抜ける「帯屋町演舞場」や、ステージ形式で照明演出も楽しめる「中央公園競演場」が人気です。さらに少し落ち着いてチームの素顔や地域密着の温かいもてなしを味わいたいなら、「万々(ままと)競演場」や「菜園場(さえんば)競演場」などの郊外・商店街スポットへ足を延ばすのがツウのルートと言えます。