Q1:メーターの「航続可能距離が0km」と表示されても、まだ少しは走れますか?
A1:多くの最新車両では、安全マージンとして「航続可能距離0km」と表示された後でも、タンク内に1〜3L程度の燃料(距離にして15〜30km程度)が残るように設定されています。しかし、これは「今すぐ安全な場所に退避するための非常用マージン」であり、路面の傾斜や加減速によって燃料吸い込み口が空気を吸えば、0km表示の直後に突然停止するリスクがあります。
Q2:ハイブリッド車(プリウス等)はガソリンが完全に切れても電気だけで走れますか?
A2:極めて短い距離(数百メートルから1〜2km程度)であればモーターのみで退避できる場合がありますが、絶対に行ってはなりません。ハイブリッド車はエンジンを動力源としてメインバッテリーを充電しているため、ガス欠状態でEV走行を続けるとバッテリー残量が限界を下回り、保護システムが働いて走行不能になります。最悪の場合、高額な駆動用バッテリーを損傷させます。
Q3:JAFのロードサービスを呼んだ場合、ガソリン代や作業工賃はいくらかかりますか?
A3:JAF会員であれば、燃料補給の基本作業料および出張料は「無料」です(燃料実費代のみドライバーが自己負担)。非会員の場合は、一般道・高速道路や昼夜の時間帯に応じて約10,000円〜20,000円前後の基本救援費用に加えて、別途ガソリン代の実費が請求されます。また、任意自動車保険に付帯するロードサービスでも年1〜2回まで燃料代を含めて無料対応する特約が増えています。
Q4:ガソリン残量が少なくなると、上り坂や急カーブでエンジンが止まりやすくなるのはなぜですか?
A4:クルマの燃料タンクは平らな底面形状をしており、内部の残量が極端に減ると、坂道での傾斜やカーブの遠心力によってガソリンがタンクの片隅へ偏るためです。その結果、タンク底部にある燃料吸い込み口(ストレーナー)が液面から露出し、空気を吸い込んで一時的な燃料供給遮断(ガス欠症状)を引き起こします。