宝登山神社の真髄を体感する上で欠かせないのが、標高497メートルの山頂付近に鎮座する「宝登山神社 奥宮(おくのみや)」への登拝です。本社参拝のみで切り上げる参拝者もいますが、山頂奥宮こそが日本武尊を救った神犬(白虎・巨犬)の霊気が最も濃密に漂う場所と語り継がれています。
山麓駅から山頂駅を結ぶ「宝登山ロープウェイ」を利用すれば、片道約5分間の空中散歩で容易に標高差を上がることができます。ゴンドラ「もんきー号」「ばんび号」の車窓からは秩父連山の雄大なパノラマが広がり、秋の紅葉、初春の梅や福寿草など、季節の移ろいを一望できます。
特に1月中旬から3月上旬にかけて開催される「宝登山 ろうばい祭り」の期間中は、山頂一帯に広がる約15,000平方メートルの園地に数千本の黄色い蝋梅(ロウバイ)が咲き乱れ、甘く清楚な香りが山全体を包み込みます。奥宮の静謐な境内と満開の蝋梅が織りなす景観は、心身の活力を取り戻す特別なパワースポットとして高い評判を得ています。