更級日記「源氏の五十余巻」の意味とは?なぜ54帖と呼ばないのか徹底解説に関するポイントを詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

定期試験や共通テスト形式の問題で必ず問われる重要文法と単語を整理しました。解答の根拠として押さえておくべきポイントです。

■ 助動詞と構文のポイント

  • 「見まほしがりつる」:希望の助動詞「まほし」の語幹+接尾語「がる」+完了の助動詞「つ」の連体形。「〜を見たがっていた」の意。
  • 「后の位も何にかはせむ」:係助詞「は」と反語の助動詞「む」が呼応する反語表現。「后の位であっても何になろうか(いや、何にもならない / 嬉しくない)」という強い強調。
  • 反実仮想の構文(前後の文脈):「〜ましかば〜まし」(もし〜だったなら〜だろうに)の形式は、『更級日記』の他章を含め最頻出の文法事項です。

■ 押さえておくべき重要古語の意味

  • 心もとなし(形容詞・ク活用):じれったい、待ち遠しい、気がかりだ。断片だけを読んで全体が読めないもどかしさを表します。
  • 奥ゆかし(形容詞・シク活用):(先を)見たい、知りたい、心惹かれる。現代語の「奥ゆかしい(控えめ)」とは意味が異なるため注意が必要です。
  • はしたなし(形容詞・ク活用):中途半端だ、不体裁だ。物語が途切れ途切れであることを示します。
  • いみじく(副詞):たいそう、非常に。「いみじ」の連用形で、感情の高まりを修飾します。