ネットの初心者向け掲示板やSNSでは、「ポジションマークがある場所(3, 5, 7, 9, 12フレット)がドレミの基本」と誤解されているケースが目立ちます。しかし、これは明確な誤りです。
ギターポジションマーク意味の本質は、「ピアノの黒鍵のように、フレット数の目印(ランドマーク)を提供する機能」に過ぎません。特定の調性(キー)のドレミに合わせたマークではないため、「3フレット=ド」のようにマーク位置と音名を短絡的に結びつけてしまうと、曲のキーが変わった瞬間に混乱して演奏が破綻してしまいます。
正しいポジションマークの使い方は、「現在自分が何フレットにいるのかを瞬時に視認するための座標軸」として利用することです。ランドマークを起点に「5フレットの1つ左だから4フレット」「12フレットは開放弦の完全1オクターブ上」というように、空間把握の補助として活用するのがプロの現場における常識です。