弓道袴の着方完全ガイド!帯の結び方や男女の違い・着崩れ防止策を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

袴を身につける前に、まずは手元にある袴の構造と各部名称を正しく把握しておく必要があります。前後を逆にしてしまったり、体型に合わない丈のまま着用したりすると、足さばきに支障をきたし、転倒や体配の乱れにつながります。

弓道で用いられる袴には、ズボン状に股が分かれている「馬乗り袴(うまのりばかま)」と、スカート状で仕立てられている「行灯袴(あんどんばかま)」の2種類が存在します。男性はほぼ100%馬乗り袴を着用しますが、女性は体型や着脱の利便性から行灯袴を選ぶケースが一般的です。ただし、女性用として股割れの馬乗り袴を仕立てることも可能であり、連盟の規定上どちらを選んでも減点対象にはなりません。

チェック項目詳細・見分け方の基準標準的な寸法・仕様専門指導員の見解前後の見分け方前側はヒダが5本、紐が長い。
後側はヒダが1〜2本、腰板(またはヘラ)があり紐が短い。前紐:約3.8〜4.0m
後紐:約1.8〜2.0m平置きした際に「ヒダが多く紐が長い面が前」と覚えると迷いません。裾の長さ基準素足立ちの状態で「外くるぶしの中央〜下端」が隠れる程度。
床から約1.5〜2.0cm浮く位置。号数表記(21号〜28号等)
身長×0.6前後が目安長すぎると跪座(きざ)で裾を踏み、短すぎると品格を損ないます。形状の違い馬乗り袴:中央に襠(まち)があり二股。
行灯袴:筒状のスカート形状。男性:馬乗り100%
女性:行灯約85%、馬乗り約15%女性のトイレ利用時などの取り回しは行灯袴が圧倒的に優位です。