胡蝶蘭の花が終わったら捨てるな!プロ直伝の二度咲きと来季への育て方を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。

胡蝶蘭栽培における最大の山場が胡蝶蘭植え替え時期と手順の把握です。適期を外すと株に致命的なダメージを与えるため、タイミングの選定が成否を分けます。

植え替えのゴールデンウィークは「5月中旬〜6月下旬」

胡蝶蘭の植え替えに最適なのは、最低気温が安定して15℃以上(理想は18℃〜20℃以上)になる初夏です。この時期は胡蝶蘭の生長期にあたり、根をいじられても素早く新根を伸ばして回復できます。冬場や早春の寒い時期の植え替えは、根に回復力がなく枯死を招くため絶対に避けてください。

水苔バーク植え替え資材の選び方

植え替えに用いる水苔バーク植え替え資材にはそれぞれ明確な特徴があります。

  • 水苔+素焼き鉢の組み合わせ:保水性が高く、古くから日本で親しまれている手法。乾燥しやすい環境に適しているが、水やり頻度が高いと過湿になりやすい。
  • 洋蘭用バーク(樹皮)+透明プラスチック鉢の組み合わせ:排水性・通気性に優れ、根の乾湿状態を目視確認できるため近年のプロ栽培でも主流。根腐れを防ぎたい初心者に最も推奨される。

重度の根腐れから株を再生させるレスキュー手順

ポリポットから株を取り出した際、根が黒ずんでドロドロに溶けていたり、中身がスカスカで茶色い皮だけになっていたりする場合は根腐れを起こしています。ここで諦めず、以下の胡蝶蘭根腐れ復活方法を実施してください。

変色して腐った根を消毒済みハサミで根元から完全に切り落とします。白または鮮やかな緑色をした硬い健康な根だけを残します。健康な根が数本しか残らない状態になっても、中心の茎(クラウン)が生きていれば復活可能です。切り口を半日ほど日陰で乾かした後、新しいバークまたは固く絞った水苔で小さめの鉢に植え直します。植え替え後1週間〜10日間は一切水を与えず、レースカーテン越しの半日陰で根の傷口を乾燥・癒着させることが再生の秘訣です。