今年の夏がこれほどまでに過酷になると、誰が予想できただろうか。エルニーニョ現象の局地的な変異と地球温暖化の加速が重なり、日本付近の海水温は過去最高を記録。これが日本列島に大量の水蒸気を送り込み、各地で「線状降水帯」を同時多発的に発生させている。
同時に、太平洋高気圧の勢力も異常に強い。雨が降っていない地域では、日中の最高気温が42度を超える地点が続出している。気象キャスターは「外に出ることは、サウナの中で全力疾走するようなもの」と警鐘を鳴らす。これまでの「熱中症警戒アラート」を格上げした「超警戒アラート」が導入された背景には、こうした未曾有の危機感がある。