廣岡達朗が斬る球界のタブー!常勝西武とヤクルトを率いた組織論の要点や背景を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

廣岡の指導哲学を語る上で欠かせないのが、東京ヤクルトスワローズと埼玉西武ライオンズで成し遂げた日本一の軌跡だ。万年Bクラスと揶揄されたヤクルトを1978年に球団創設初のリーグ優勝と日本シリーズ制覇へ導き、80年代初頭には西武ライオンズの黄金時代をゼロから築き上げた。

その勝負の舞台裏にあったのは、徹底した食生活の改善、禁酒・禁煙の徹底、そして守備のポジショニングにおける1センチのズレすら許さない緻密な規律だった。選手からどれほど反発を買おうとも、勝つための原則を微塵も曲げない。その冷徹とも映る覚悟こそが、敗北に慣れきっていたチームの血を入れ替え、常勝のDNAを植え付けた。