Q1:魚の骨が刺さってから何日くらいなら様子を見ても大丈夫ですか?
A1:自己判断で様子を見てよいのは、痛みがなく違和感のみで最長でも「翌日午前中まで」です。24時間以上経過してもチクチク感や嚥下痛が残る場合は、骨が刺さったまま感染を起こしているか粘膜が深く傷ついている可能性が高いため、速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。
Q2:骨がすでに抜けたのか、まだ刺さっているのかを見分ける方法はありますか?
A2:自覚症状だけで見分ける確実な方法はありません。骨が抜けた後の傷跡(擦過傷)でも全く同じようなチクチク感が生じるためです。喉を鏡で見て確認できない部位に刺さっていることが多いため、専門医の内視鏡(ファイバースコープ)で直接視認してもらう以外に判別手段はありません。
Q3:夜間に刺さってしまい、近くに夜間救急の耳鼻科がない場合はどうすればいいですか?
A3:呼吸困難、激しい自発痛、吐血などの重篤な症状がなければ、飲食を控えて喉を安静に保ち、翌朝一番で近隣の耳鼻咽喉科クリニックを受診してください。ただし、息苦しさや唾液が飲み込めないほどの激痛がある場合は、当番の総合救急外来へ連絡し指示を仰いでください。
Q4:酢や炭酸水を飲むと骨が柔らかくなって取れやすくなるというのは本当ですか?
A4:医学的根拠のない誤った情報です。硬い魚の骨を溶かすほどの酸濃度を体内に流し込めば、食道や胃の粘膜が激しい炎症を起こします。市販の食酢や炭酸水を飲んでも骨の強度に変化はなく、治療の遅れを招くだけですので絶対におやめください。