光のページェントを巡る情報の中には、現地を訪れるなら必ず知っておきたい名物演出や、インターネット上で広まる噂の真実が存在します。
その筆頭が「ピンクの電球」の意味と都市伝説です。数十万個ある温白色の電球の中に、たった1個だけピンク色に光る電球が隠されています。「見つけたカップルは永遠に結ばれる」「願い事が叶う」というジンクスが広まり、多くの来場者がスマートフォンのカメラを片手に木々を見上げています。このピンクの電球は毎年取り付けられる位置が変更されており、特定の木に固定されているわけではありません。宝探しのような楽しみ方が定着した、粋な演出のひとつです。
もう一つのハイライトが、一斉消灯と再点灯を行う「スターライト・ウインク」です。通常、18:00、19:00、20:00といった正時(開催年ごとのタイムスケジュールによる)にすべての明かりが一瞬消え、周囲が暗闇に包まれた数秒後、再び一斉に光が灯ります。消えた瞬間の静寂と、パッと光が戻った瞬間に上がる歓声は、このイベント最大のクライマックスと言えます。鑑賞する際は、開始の5分前には中央緑道または定禅寺通沿いの見通しの良い場所にスタンバイしておくのが鉄則です。