アニメ制作会社ufotableは、2000年10月にテレコム・アニメーションフィルムやステップ映像出身の近藤光代表らによって設立されました。社名の「ufotable」は、近藤氏が愛用していた北欧家具の「UFOのような円形テーブル」に由来しており、「人が集まり、顔を合わせてものづくりを行う場所」というスタジオの原点が込められています。
設立初期のufotableは、『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』や『フタコイ オルタナティブ』など、独特の演出センスと実験的な映像美を誇るコメディや青春作品でアニメファンの熱い支持を集めました。早くから東京・高円寺の本社だけでなく、徳島県にスタジオを開設するなど、地方創生やアニメイベント「マチ★アソビ」の企画運営にも尽力。カフェ展開を通じてファンと直接つながる独自のビジネスモデルを確立してきました。
スタジオの最大の転機となったのが、2007年から展開された劇場版『空の境界』全7部作です。緻密な美術設定、ダークで重厚な世界観、そして圧倒的なクオリティのバトル作画によって、ufotableの名は業界内外に広く轟くことになりました。