歌丸師匠を語る上で欠かせないのが、『笑点』で長年繰り広げられた六代目 三遊亭円楽さんとの強烈な掛け合いです。大喜利での「死に損ない」「ハゲ」といった過激な罵倒合戦は、強固な信頼関係と深いリスペクトがあったからこそ成立した至高の芸でした。
歌丸師匠の訃報を受け、円楽さんは記者会見で涙を流しながら「じじい、早すぎるんだよ!」と絶叫。師匠と弟子、そしてライバルを超えた唯一無二の絆を物語るシーンとして日本中の涙を誘いました。
2018年7月、横浜市内の斎場で営まれた告別式・お別れの会には、落語界の重鎮や笑点メンバー、そして数千人に及ぶ一般ファンが参列。出棺の際には割れんばかりの拍手と「歌丸!」という威勢の良い掛け声が響き渡り、芸に生きた名人の旅立ちを華々しく見送りました。