グレート・サスケの私生活や家族構成は、彼のミステリアスなキャラクター同様、長らく公にされる機会が限られていました。しかし、その根底には異国での苦闘と固い家族の絆が存在します。
サスケは1990年代初頭、単身メキシコへ渡り過酷なルチャリブレの修行を積んでいました。その修行時代に出会い結婚したメキシコ人女性との間に生まれたのが長男のアンドレス氏です。その後、サスケは日本へ帰国し、東北地方を拠点とする日本初の地域密着型プロレス団体「みちのくプロレス」を旗揚げ。過密な巡業や団体経営のプレッシャーのなかでも、海を越えた家族の存在が大きな精神的支柱となっていました。
家庭内でのサスケは、リング上のアグレッシブなファイトスタイルとは対照的に、非常に子煩悩で家族思いな父親として知られています。言葉や文化の壁、離れて暮らす時期がありながらも、息子に対する愛情は人一倍強く、だからこそ息子が過去に受けたとされる被害に対して、自らの社会的立場を顧みずに声を荒らげる結果となりました。