スクリーンの中で交わされる生きた対話には、教科書だけでは学べない自然なニュアンスが詰まっている。アカデミー賞を受賞した映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(The Shape of Water)では、言葉を超えた絆とともに、形を変えて包み込む「水」の象徴的なイメージが美しく描かれた。作品名に冠された「Water」には、柔軟性や不可欠さといった深い意味合いが込められている。
また、Netflixで配信されている海外の人気ドラマや映画を観ていると、日常的なカフェやバーのシーンで登場人物たちが軽妙に水を頼む会話を耳にする。「Just a splash of water, please」(ほんの少しだけ水を足して)や「Make it clean water」(フィルターを通した水にして)など、登場人物のキャラクターや文化背景がにじみ出るリアルなフレーズを探してみるのも実に味わい深い。