大学時代の環境は、現在のはじめしゃちょーのコンテンツスタイルを決定づける揺りかごとなりました。
当時、静岡市内の賃貸アパートで一人暮らしをしていた彼の部屋は、通称「はじめカンパニー」と呼ばれる溜まり場でした。大学の同級生や後輩たちが自然と集まり、くだらないアイデアを出し合いながら実験動画やドッキリ企画を撮影する日々が続きました。
後に動画のレギュラーメンバーとなる仲間たち(たくま、まさき等)との出会いも、すべてこの静岡大学時代のコミュニティから生まれています。東京の芸能事務所に拠点を置かず、静岡という地方都市の学生コミュニティの中で純粋な「遊びの延長」として動画を作り続けたことが、初期の圧倒的な熱量と独自の世界観を育みました。
SNSやコミュニティの声を検証しても、「静岡大学時代の自由でバカバカしい実験企画こそがはじめしゃちょーの最高傑作」と評する初期からのファンは少なくありません。大学というモラトリアム空間と気心の知れた同級生の存在が、稀代のヒットメーカーを生み出す絶対的な土台となっていたことが窺えます。