メッセージアプリのキーボードを開くと、ずらりと並ぶカラフルなハート。単なるデザインの違いに見えるかもしれないが、海外やSNS上では色ごとに明確な心理的意味が与えられている。色選びひとつで、こちらの意図とは異なるメッセージが伝わるリスクがあるのだ。
定番の赤ハート(❤️)は直球の情熱や本気の愛を表す。一方で、紫のハート(💜)は独特のポジションを築いている。欧米では「気品」や「セクシーな魅力」を指すほか、K-POPファンの間では「相手を長く愛し信頼する」という強い連帯のシンボルとして親しまれている。
黒のハート(🖤)は、ジョークを交えたダークな感情やシニカルな親しみ、あるいはスタイリッシュなモード感を表現する際に好まれる。白のハート(🤍)は純粋さや友情、あるいは静かな深い同情を意味する。青(💙)は揺るぎない信頼や友情、緑(💚)は健康的でナチュラルな好意、黄(💛)はポジティブで明るいフレンドシップを示す。色の背景にある文脈を知ることは、現代のネットリテラシーの一部と言っていい。