物語のクライマックスとなった「北斗杯編」は、日中韓の若手棋士が激突する国際団体戦でした。多くの読者に衝撃を与えた最終回の結末(ネタバレを含む)を振り返ると、日本代表は惜しくも敗退し、ヒカル自身も韓国の若き至宝・高永夏(コ・ヨンハ)に半目差で惜敗します。敗北の悔しさに涙を流しながらも、ヒカルが千年の時を越えて藤原佐為から受け継いだ「神の一手」への情熱を確信し、「遠い過去と遠い未来をつなぐために自分はいる」と決意する場面で物語は幕を閉じました。
この劇的な幕引きに対し、読者の間では「進藤ヒカルと塔矢アキラのプロ編をもっと見たかった」「北斗杯のその後を描くリベンジマッチ編があるはずだ」という渇望感が生まれました。公式に描かれたその後の物語としては、単行本最終23巻に収録された番外編(特別編)が存在します。そこでは、若手プロたちの日常や、ヒカルとアキラが互いを意識しながら切磋琢磨し続けるプロ棋士としての確かな歩みが描かれ、ファンにとって重要な公式後日談となっています。