御廟橋(ごびょうばし)の手前に差し掛かったら、身を正さなければならない。この橋を渡った先は、最高度の聖域とされる。橋を越えた場所での写真・動画撮影、音声録音、さらには飲食や私語は一切禁じられている。スマートフォンを取り出す行為そのものが厳禁だ。
橋を渡る前には脱帽して服装を整え、一礼して左側を歩くのが作法とされる。中央は弘法大師が通る道とされているためだ。この聖域における禁忌を破ることは、長年守られてきた信仰の場に対する重大なマナー違反となる。訪問する際は、自己の好奇心を脇に置き、深い敬意を払って足を踏み入れることが求められる。