そもそも、この体操のルーツはどこにあるのか。時計の針を少し戻してみよう。多くの人が「第一」と「第二」までは義務教育で叩き込まれ、一部の人が「第三」の存在を知っている程度だろう。しかし、今回話題となっている「第四」は、国やNHKが正式に制定したものではない。元々はスポーツブランドがプロモーションの一環として制作した、ジョーク混じりのバイラル動画が発祥だ。
動画に登場するインストラクターたちは、重力を無視したかのような動きを淡々とこなす。片手で倒立した状態からの屈伸、背骨が折れそうな角度でのブリッジ。当時「こんなの無理だ」と笑い飛ばされたネタ動画が、時を経て独自の進化を遂げるとは、制作者自身も予想していなかったに違いない。