警察庁が公表する組織犯罪対策関連データや公安当局の内部観測によると、指定暴力団会津小鉄会の勢力規模は、昭和から平成初期の全盛期と比較して壊滅的とも言える減少傾向を示しています。四代目当時には1,000人を超えていた構成員数は、度重なる暴対法の改正、暴力団排除条例の施行、そして骨肉の内紛による消耗が重なり、坂道を転がり落ちるように縮小しました。
現在の最新組織図を分析すると、金子七代目を頂点に、若頭や本部長といった重要ポストはかつての一本化功労者や心誠会系の幹部で固められています。しかし、かつて京都府下および近県に無数に張り巡らされていた二次団体・三次団体は次々と看板を下ろしており、直参組長の引退に伴う「名跡消滅」が日常茶飯事となっています。幹部の高齢化と若手のなり手不足は構造的欠陥であり、組織のダウンサイジングは今後も避けられない情勢です。