イオングループと一口に言っても、店舗の形態によって売り場の割り当てルールは異なります。「イオンスタイル」のような大型旗艦店と、中規模の総合スーパー(GMS)では、導線設計に明らかな違いが見られます。
まず、売場面積が広いイオンスタイル特設コーナーでは、発売当初の初動期間において、1階食品売り場前の催事スペースやメインエントランス付近に大型什器が組まれます。デザイン画のパネルや番組特設POPが掲げられ、遠目からでも一目でわかるディスプレイが特徴です。ただし、発売から数週間が経過して在庫が落ち着くと、催事場から速やかにサービスカウンター横の専用ラックへと集約される傾向があります。
一方、中規模店舗や従来型の総合スーパーでは、初日から一貫して1階銘店(贈答品コーナー)やサービスカウンターのカウンター奥に保管され、見本のみが飾られている対面販売方式が珍しくありません。客が自由に商品を手に取れるオープン陳列ではなく、スタッフに希望のカラーとサイズを伝えてバックヤードやカウンター下から出してもらう形態です。「売り場が見当たらない」と感じる店舗の多くは、この対面管理方式を採用しています。
なお、食品スーパーである「マックスバリュ」「まいばすけっと」や、衣料品フロアを持たない小型店舗では、基本的に取扱店舗の対象外となっているケースが大半です。購入を検討する際は、近隣の店舗が総合スーパー業態であるかを事前に把握しておく必要があります。