エレファントガーリックの真価を味わうなら、素材の甘みと粉質感をダイレクトに味わえる揚げ物・包み焼きが頂点に君臨します。料理のプロが推奨する王道レシピ3選を紹介します。
1. 濃厚バター醤油の「ジャンボにんにく ホイル焼き」
皮を剥いて乱切りにしたジャンボにんにく(2〜3片分)をアルミホイルの中央に広げます。有塩バター15gをのせ、醤油小さじ1、粗挽き黒胡椒を振ってホイルを隙間なく二重に包み込みます。魚焼きグリルまたはトースター(200度)で約12〜15分間じっくり蒸し焼きにします。ホイルを開けた瞬間に広がるバターのコクと、蒸気を吸ってトロトロ・ホクホクになった果肉の甘みは格別です。好みで味噌マヨネーズを添えると、極上の酒の肴になります。
2. 低温じっくりで芋のように甘い「丸揚げ・素揚げ」
大粒の1片を丸ごと、あるいは縦半分の大きめのブロックにして揚げる手法です。ジャンボにんにくの素揚げを成功させる秘訣は、150〜160度の低温油からスタートすることです。冷たい油、または低温の油に投入し、箸で時折返しながら6〜8分ほど時間をかけて中まで熱を伝えます。表面がきつね色に色づいたら最後に180度へ油温を上げ、カリッと油を切って引き上げます。岩塩やカレー粉をひと振りして頬張れば、外側の薄皮はパリッと香ばしく、中はまるで上質な男爵いものような濃密なホクホク感に満たされます。
3. サクサク衣ととろける果肉「ジャンボにんにく 天ぷら」
薄切り(厚さ1cm程度)にした果肉に薄力粉を薄くまぶし、冷水で溶いた天ぷら衣をくぐらせて170度の油で揚げます。水分が程よく抜けることで甘みが極限まで凝縮し、衣のサクッとした歯ごたえの後にとろけるような柔らかさが広がります。塩とすだちでシンプルに味わうと、上品な料亭の野菜天ぷらを思わせる洗練された風味に驚かされるはずです。