当時5歳、まだまだトップ戦線で戦える能力を残しながら引退が決断された理由は、名牝としての「最高の引き際」と「繁殖牝馬としての使命」にありました。2012年に史上4頭目となる牝馬三冠伝説を達成し、同年のジャパンカップではオルフェーヴルとの歴史的叩き合いを制覇。翌年もジャパンカップを連覇し、2014年にはドバイシーマクラシックで海外GI制覇を成し遂げました。
国内外でGI通算7勝を挙げ、獲得賞金は当時の歴代上位に君臨。競走馬としてこれ以上証明するものがない完璧な実績を残したことで、クラブ規定(牝馬の6歳3月末引退ルール)を前倒しする形で有馬記念での幕引きが選ばれました。この圧倒的な戦績と競馬界への貢献が称えられ、2016年には満票に近い支持を集めてJRA顕彰馬(殿堂入り)に選出。名実ともに日本競馬のレジェンドとしての地位を不動のものにしました。