SDGsや環境意識の高まりも、個人店舗への追い風だ。大規模店舗では破棄されがちな少し熟しすぎた果物や不揃いな野菜が、アイデア次第でヒット商品へと生まれ変わる。
「完熟しすぎたバナナはそのまま売るより、その場で濃厚なバナナスムージーにした方が何倍も喜ばれる」。そう話す店主の店内には、自家製のドライフルーツや野菜ベースのペーストが所狭しと並ぶ。売れ残りそうな食材を即座に加工惣菜へと切り替える判断力は、マニュアルに縛られない個人店ならではの強みだ。結果として廃棄率はほぼゼロになり、高い利益率を確保することに成功している。