建築図面の「Fl」とは?GlやSlとの違いと高さの基準を徹底解説に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。

建物の断面計画において、FLは天井高や階高を正確に導き出すための基準線として機能します。実務で多用する関連寸法との計算関係を把握しておく必要があります。

代表的な寸法の関係式は以下の通りです。

1. 天井高(CH: Ceiling Height)の算出
室内の天井高は、「FLから天井仕上面(ボードやクロスの仕上面)までの内法(うちのり)寸法」を指します。居室の有効高さを規定する重要な数値であり、建築基準法第21条において「居室の天井の高さは2.1m以上」と定められています。

2. 階高(Story Height)の算出
階高とは、ある階の床面から直上階の床面までの高さを指します。計算式は「下階のFLから上階のFLまでの距離(例:2FL - 1FL)」です。階高の中には、下階の天井高(CH)、天井裏のフトコロ寸法(配線・ダクトスペース)、上階の構造梁成(はりせい)、上階の床仕上げ厚が含まれます。

設計変更によって床材の仕様がフローリング(厚み12mm〜15mm)から直貼りカーペットや大判タイルに変更されると、FLのレベル設定や下地調整の厚みが変わり、結果としてCHや建具の有効開口寸法に影響を及ぼすため、早期の取り合い調整が欠かせません。