大ヒットを記録した『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』を皮切りに、劇場版シリーズがもたらした熱狂は冷めやらない。スクリーンで描かれる烏野高校と音駒高校の激闘の裏で、かつて烏野を苦しめた稲荷崎高校の面々や角名倫太郎の存在感も改めて脚光を浴びている。劇場版の圧倒的な映像体験を経て、過去の対稲荷崎戦を改めて見返すファンが後を絶たないのだ。
作中の名場面として名高い「対烏野戦での月島蛍との頭脳戦」は、今なおファンの間で語り草だ。月島のクレバーなブロックを逆に利用し、冷静な計算の上で叩き込む角名のスパイク。互いの思考が交錯するあの数秒間には、スポーツアニメの醍醐味が凝縮されている。監督やスタッフ陣が明かす制作秘話でも、角名の動きの滑らかさを再現するための試行錯誤が語られており、作り手のこだわりが詰まった名シーンとなっている。