世間一般において、一体どれほどの人がパートナー選びを悔やんでいるのでしょうか。男女200人を対象とした民間実態調査や各種意識調査によると、既婚者全体のうち約30%〜40%が「結婚相手を間違えた」と一度は感じた経験を持つと回答しています。つまり、3組に1組以上の割合で、心の底に後悔の念をくすぶらせながら日々を過ごしているのが現代の実情です。
Yahoo!知恵袋や大手掲示板を覗くと、「結婚相手間違えた 知恵袋」という検索窓の先には、悲痛な体験談が連日のように投稿されています。
「外では温厚で通っている夫が、帰宅した瞬間に無視を決め込み、家事の粗探しをしてくる」
「パート代まで細かく管理され、100円の買い物すらレシート提出を求められる」
「体調を崩して寝込んでいる自分を放置し、自分の趣味の集まりに出かけていく姿を見て心が死んだ」
著述家の西村敏氏が手掛ける思索・哲学note「結婚相手を間違えた人生に後悔している人へ」の中でも指摘されているように、こうした苦しみを抱える人々を最も追い詰めるのは、相手の理不尽さそのもの以上に「この相手を選んでしまった自分自身の見る目のなさ」に対する激しい自己嫌悪と無力感です。「自分で決めたのだから我慢しなければならない」という自責の念が呪縛となり、結婚生活のストレス限界を迎えるまで助けを求められなくなる心理的トラップが存在します。
しかし、相手の本性を交際期間中に100%見抜くことは困難です。自己責任論に閉じこもることは、事態の好転を妨げる最大の障壁に他なりません。