気象庁および海外の主要気象予測モデルの解析を総合すると、台風の目を取り囲む積乱雲の壁が非常に発達しており、暴風域の直径は過去最大級に達している。紀伊半島をかすめて太平洋側へ抜けるルートと、大阪湾へダイレクトに流入するルートのふたつの可能性が拮抗中だ。
仮に大阪湾ルートをとった場合、満潮時刻と重なることで大規模な高潮が発生する。2018年台風21号の教訓がある関西だが、2026年現在の気候モデルでは、当時を上回る瞬間風速60メートル超の暴風が沿岸部を襲う可能性も否定できない。一刻を争う情報収集が必要だ。