今宮神社の境内で、本殿参拝と並んで絶対に外せないパワースポットが、北野社本殿の脇に安置されている「阿呆賢さん(あほかしさん)」と呼ばれる神占石(重軽石)です。
古くから「病気平癒」と「願掛け」の不思議な霊石として信仰されており、その祈願手順には明確な作法が存在します。現場で迷わないよう、正しい手順を確認しておきましょう。
【阿呆賢さんの正しい参拝手順】
- まず石の前に立ち、手のひらで軽く石を3回叩いてから持ち上げます。その時の重さを手の感覚でしっかり覚えておきます。
- 石を元の台座に静かに戻します。
- 次に、自分の願い事(または治したい体の部位)を強く心に念じながら、手のひらで石を3回優しく撫でます。
- もう一度石を持ち上げます。この時に「最初に持ち上げた時よりも軽くなった」と感じられれば、願いが速やかに成就する、あるいは病気が快方に向かう吉兆とされています。
また、境内には西陣の織物業者から信仰を集める「織姫社」や、平安期の創建当初から疫病退散を司る「疫神社」など、多彩な摂末社が点在しています。紫野の豊かな樹木に囲まれた朱塗りの社殿群は、観光地の喧騒から離れた京都らしい静けさを保っており、心を落ち着けて自分と向き合う時間を提供してくれます。