現在、観光庁は持続可能な観光立国の推進に向け、宿泊施設における脱プラスチックと資源循環のガイドラインを強化している。これを受け、一般社団法人全日本ホテル連盟をはじめとする業界団体も、客室アメニティの提供方法そのものを抜本的に見直し始めている。
かつてのように客室にあらゆるアメニティをあらかじめ並べておくスタイルから、フロントロビーに必要な分だけを自分で選ぶ「アメニティバー」方式への移行が標準化した。さらに一部の宿泊施設では、リネン類に小型のRFIDタグ(電子タグ)を縫い込み、出入口のセンサーで不正な持ち出しを自動検知するシステムの導入実験すら始まっている。
旅の質を測る尺度は、どれだけ多くのものを持ち帰るかではなく、滞在空間の快適さをどれだけスマートに享受できるかへとシフトしている。たかがタオル1枚、されどタオル1枚。客室というプライベートな空間で発揮される個人のモラルこそが、これからの日本の観光文化と宿泊環境の質を左右していく。 (出典: ホテル タオル 持ち帰り(Yahoo!ニュース))
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