日々のテレビ欄で最も注目を集めるのが、関西ローカル番組の放送予定とゴールデン帯の差し替え特番です。大阪の民放各局は、東京キー局が全国ネット番組を放送している時間帯であっても、自社制作の大型バラエティや報道特別番組へと大胆に差し替える編成権を日常的に行使しています。
ゴールデン帯のローカル激戦区:火曜・金曜の独自編成
例えば火曜19時〜20時台において、関西テレビ(カンテレ)の番組表では『ちゃちゃ入れマンデー』などの地域特化型バラエティが盤石の強さを誇ります。東野幸治氏や山本浩之氏らが繰り広げる関西特有の文化・価値観を俎上に載せたトークは、同時間帯のキー局ネット番組を凌駕する個人視聴率を記録することもしばしばです。
また、ABCテレビの今夜の特番編成も見逃せません。上方お笑い界の重鎮から気鋭の若手までが一堂に会する特別お笑い興行や、関西の街頭インタビューから世相を切り取る単発特番は、放送直後からSNS上で大きな話題を呼びます。
MBS・テレビ大阪が仕掛ける独自切り口
MBS(毎日放送)のタイムテーブルでは、金曜夜や週末午後に『水野真紀の魔法のレストラン』や『せやねん!』といった関西人の胃袋と財布事情を掴む生活密着コンテンツが配置されています。一方、テレビ大阪の今日の番組表をチェックすると、『日経スペシャル 関西リーダー列伝』など関西財界・ものづくり企業にスポットを当てたビジネスドキュメンタリーが光り、他局とは明確に差別化された知的好奇心を満たしてくれます。