インターネット上では「阿部慎之助の実家はお金持ちなのではないか」という噂が散見される。この噂の背景には、幼少期から野球の英才教育を受け、私立の安田学園高校から中央大学へと進学した経歴がある。
実際のところ、実家がいわゆる資産家や大富豪というわけではない。父親は会社員として働きながら少年野球の指導を行っており、一般的な中流家庭であったが、「子どもの夢や野球にかける投資を惜しまなかった家庭」というのが実態に近い。道具の調達や遠征費、食費など、家族が一丸となって慎之助少年の才能を開花させるためにリソースを注ぎ込んだ。
幼少期の有名なエピソードとして、近所にあった「南房バッティングセンター」での猛練習がある。小学生の頃から大人用の速球を軽々と打ち返し、打球がネットを越えてしまうため特別なルールが設けられたという伝説も残る。近隣住民もその並外れた才能を早くから認識しており、町全体が彼の成長を見守っていた。