プロの世界に足を踏み入れて以降、石塚裕惺が東京ドームのグラウンドに立つ日を待ち望むファンの声は日増しに高まっています。2025年のルーキーイヤー、首脳陣は彼に対して目先の即戦力登用を求めず、二軍(イースタン・リーグ)で徹底的に打席数を踏ませる方針を採りました。
プロの投手が投じる150キロ超のストレートや鋭く落ちる変化球に対し、高卒新人が直面する「木製バットの壁」。多くのルーキーが打率1割台から2割前半で苦しむ中、石塚は持ち前のバットコントロールと選球眼の良さを発揮。初年度から三振率の低さを示し、イースタン・リーグで堂々たる数字を残しました。二軍首脳陣からも「打席内での落ち着きが高校生上がりとは思えない」と高い評価を得ており、逆方向の右中間スタンドへ突き刺す打球の角度は、かつての若き日の坂本勇人や岡本和真を彷彿とさせます。
2026年春季キャンプでは一軍帯同のチャンスを掴み、阿部監督をはじめとする首脳陣の目の前で鋭い当たりを連発。単にボールを強く叩くだけでなく、カウントごとに配球を読むクレバーな打席アプローチは、チーム関係者の間でも「早期の一軍定着、そしてクリーンアップ候補として期待以上の成長曲線を描いている」と確信に満ちた声が上がっています。