歴代シリーズのテレビ視聴率を時系列で整理すると、作品が経てきた進化のグラデーションが明瞭になる。2010年に放送された第1作『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』は、平均視聴率14.4%、最終回で最高視聴率16.8%を記録。続く2011年の第2作(特殊犯罪潜入捜査)も平均13.1%と高いアベレージを叩き出し、フジテレビの火曜21時枠を代表するヒット作となった。
そして2018年、主役交代とともにフジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ(月9)へとステージを移した第3作『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』は平均10.6%、第4作は平均9.9%(特別編は11.3%)をマークした。数字単体を見れば初期作が高いものの、2010年代後半におけるテレビ全体の視聴環境変化を考慮すると、月9枠で2桁近辺を維持し続けた後半シリーズの健闘ぶりは極めて際立っている。最高視聴率ランキングで言えば、第1作最終回(16.8%)、第2作第1話(15.4%)、第3作第1話(10.6%)の順となるが、各シーズンが異なるアプローチでファンを惹きつけた事実は数字の重み以上に価値がある。