元大阪府知事・太田房江の現在地 政界中枢で放つ存在感と舞台裏の特集記事を解説します。役立つ情報が詰まっています。

国政へと軸足を移してからの太田氏は、参議院を舞台に手腕を発揮している。経済産業副大臣などを歴任し、中小企業支援や先端技術のサプライチェーン強靭化といった経済安全保障の議論をリードしてきた。

単なる中央集権的な発想に陥らないのが彼女の真骨頂だ。地方の中小零細企業が直面する後継者不足や原材料高騰のリアルな課題を国会審議へ持ち込み、制度設計に反映させる。中央官庁の論理を知り尽くしながら、地方行政・地方自治の現場で苦悩した日々を忘れない姿勢が、実効性の高い法案修正や政策提言へと結実している。