表通りの華やかさから一歩路地裏へ踏み込むと、そこには濃密な熱気が渦巻く。完全リニューアルを経て街のランドマークとして定着した牧志公設市場の周りには、昼間からグラスを傾ける人々で溢れ返っている。
沖縄独自の「せんべろ(千円でベロベロに酔える酒場)」文化も、独自の発達を遂げた。新鮮な地魚の刺身をアテにクラフトジンを楽しむ立ち飲みスタンドや、オーガニック野菜を使った小鉢を提供するバルが急増。偶然隣り立った旅行客と地元の常連客が意気投合し、乾杯の声を響かせる。混じり合い、高め合うチャンプルー精神は、路地裏の居酒屋文化にしっかりと受け継がれている。