コキアの育て方完全解説!丸くならない原因と紅葉を成功させる秘訣に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

晩秋になり紅葉が落ち着くと、コキア全体が黄金色からセピア調の乾いた茶色へと変化していきます。ここからがコキア栽培のもう一つの醍醐味です。翌年も種から育てたい場合は、株全体が完全に茶色く完熟したタイミングでコキアの種の採取を行います。刈り取った枝先を大きめのビニール袋や新聞紙の上で軽く叩くだけで、細かな種子がパラパラと落ちてきます。採取した種は乾燥剤とともに密閉容器に入れ、春まで冷暗所で保管しましょう。なお、このコキアの実は秋田名産の食用「とんぶり(畑のキャビア)」の原料ですが、家庭で食用加工するには長時間の灰汁抜きや皮剥き工程が必要なため、観賞用としての種取りが一般的です。

さらに、種を落とした後の枯れ枝は、その名の通り「自家製ホウキ」へと生まれ変わります。枝をしっかり天日干しして完全乾燥させた後、株元の太い茎を束ね、麻紐やワイヤーで硬く結束します。適当な長さの竹や木の枝を柄として差し込めば、庭掃除に最適な風情あるミニほうきの完成です。春の種まきから冬のクラフトまで、余すところなく楽しめるのがコキアの大きな魅力です。