コンクリート植筋の基準と施工要領|差筋との違いや費用を完全解説に関する最新のニュースを速報でお届けします。最新情報を求める方は必見です。

植筋の耐力を確保する上で最も重要な設計要素が、植筋の定着長さ基準とコンクリート植筋の穴あけ深さです。十分な埋込み深さがない場合、設定通りの付着強力が発揮されず、コンクリートがコーン状に剥落する破壊モードを引き起こします。

日本建築学会の「各種合成構造設計指針」や各アンカーメーカー(ヒルティ、サンコーテクノ、旭化成等)の仕様に基づく標準的な埋込み長さは、鉄筋の呼び名(径)の15d〜20d以上(d=鉄筋径)を基本とします。主筋としての引張力を完全に伝達させる耐震補強植筋工事では、さらに余裕を持たせた20d〜25dの定着深さを要求される設計が一般的です。

  • D10(呼び径約10mm):基準穿孔径 13.0〜14.5mm/埋込み深さ 100mm〜150mm
  • D13(呼び径約13mm):基準穿孔径 16.0〜18.0mm/埋込み深さ 130mm〜200mm
  • D16(呼び径約16mm):基準穿孔径 20.0〜22.0mm/埋込み深さ 160mm〜250mm

建築基準法に基づく構造設計では、母材コンクリートの設計基準強度(Fc値)やへりあき寸法、鉄筋相互のあき寸法によって低減係数が掛かるため、現場ごとに構造計算書および特記仕様書を照合し、必要定着長を決定しなければなりません。