横浜みなとみらいホールの象徴として君臨するのが、大ホール正面に聳え立つパイプオルガン「ルーシー(Lucy)」だ。アメリカのC.B.フィスク社によって製作されたこの巨大な楽器は、4,623本ものパイプを備え、光を意味するラテン語「Lux」に由来する愛称の通り、華やかで透明感あふれる音色で人々を魅了する。
パイプオルガン「ルーシー」が奏でる音色は、バロック期から現代曲まで幅広いレパートリーに柔軟に対応する。お昼時にワンコインで気軽に楽しめるオルガンコンサートや、夜の静寂の中で厳かな旋律に浸る特別公演など、プログラミングの多彩さも魅力だ。パイプの一本一本に職人の魂が込められたルーシーの響きは、多忙な日常を忘れさせ、心を深く洗うようなひとときを約束してくれる。