トレッドミル(ランニングマシン)とクロストレーナーのどちらを選ぶべきかという議論において、最も決定的な要素となるのが「関節へのインパクト」と「動員筋の広さ」です。各マシンの運動特性と実測データを比較検証した結果が以下の通りです。
ランニングマシンとの違い比較において最大の利点は、フットプレートから足裏が離れない「ノンインパクト(非衝撃性)」構造にあります。ランニング時に発生する「体重の約3倍」に達する着地衝撃が完全に排除されるため、体重が重い方の減量初期や、過去に半月板・前十字靭帯を痛めた経験がある方にとって、膝の痛み予防の観点から極めて安全性の高い選択肢となります。
クロストレーナーの消費カロリー計算における基本指標としては、厚生労働省の身体活動基準(METs法)に基づき、一般的な中強度駆動で約5.0〜7.0 METs、高負荷ハイペース駆動で8.0 METs以上と算出されます。計算式「消費カロリー(kcal) = 1.05 × METs × 時間(h) × 体重(kg)」に当てはめると、体重65kgの成人が6.5 METsの強度で40分間運動した場合、約295 kcalが確実に消費される計算です。