シンプルなコード進行だからこそ、演奏者のリズム表現やダイナミクス(強弱)の付け方ひとつで全体の印象が大きく変わります。誰でも即興で演奏を盛り上げるための最大の秘訣は、「静と動のコントラスト」を意識することです。
Aメロの前半(「いつもみんなの 笑いもの〜」まで)は、音量を抑えて軽快なスタッカート気味に弾き、サビの「暗い夜道は ピカピカの」から徐々にストロークの幅を広げて音量をアップさせます。そして最後の「いつも泣いてた トナカイさんは 今宵こそはと 喜びました」に向かって盛り上がりのピークを作ることで、シンプルな4コード進行でも聴き手を飽きさせないドラマチックな演奏が完成します。
手拍子を誘いやすい曲調でもあるため、演奏前に「1・2・3・4」と分かりやすくカウントを出し、周囲を巻き込むような笑顔のパフォーマンスを心がけましょう。