1980年代後半、アイドル界を牽引した4人のトップ女性アイドル――工藤静香、南野陽子、浅香唯、そして中山美穂は「80年代アイドル四天王」と称され、一大ブームを巻き起こしました。
その中でも中山美穂は、王道のポップスから洗練された都会的なダンスナンバーまで自在に歌いこなす高い音楽性で異彩を放ちました。「ツイてるねノッてるね」(1986年)や「WAKU WAKUさせて」(1986年)といったキャッチーな大ヒット曲で日本中を沸かせる一方、角松敏生がプロデュースを手掛けた名曲「You're My Only Shinin' Star」(1988年)では、しっとりとした大人のバラードを情感豊かに歌い上げ、アーティストとしての確固たる地位を確立します。
シングルをリリースするたびにオリコンチャートの上位を独占し、NHK紅白歌合戦にも連続出場を果たすなど、まさにアイドル全盛期の象徴として時代をリードし続けました。