ハンバーグの作り置きは、用途に応じたバリエーションを展開することで日々の料理負担を大幅に削減できます。
朝の忙しい時間に重宝するのが、お弁当用ハンバーグの冷凍作り置きです。お弁当用は一口サイズ(1個約30〜40g)で小さめに成形し、中まで確実に火を通します。しっかり冷ましてから1個ずつラップで包むか、シリコンカップに入れて密閉容器に小分け冷凍しておくと、使いたい個数だけ取り出せます。水分管理が衛生に直結するため、タネの玉ねぎは生ではなく、しっかり炒めて水分を飛ばしたものを加えるのが傷みを防ぐポイントです。
作り置きのパサつきを完全に防ぐ最強のアプローチが、煮込みハンバーグの作り置き冷凍です。デミグラスソースやトマトソースと一緒に密閉保存袋(ジッパーバッグ)に入れて冷凍すると、ソースが肉の表面を完全に覆い、乾燥と空気接触を100%シャットアウトします。ハンバーグソースを作り置きして冷凍しておくこの方法は、再加熱時もソースごと湯煎または耐熱皿に移してレンジ加熱するだけで、レストランのようなジューシーな煮込み料理が完成します。
カロリーを抑えたい層に人気の豆腐ハンバーグの作り置き冷凍には、特有の注意点があります。豆腐には大量の水分が含まれているため、そのまま冷凍すると解凍時に水分が抜けて高野豆腐のようなスポンジ状のボソボソ食感になってしまいます。木綿豆腐をキッチンペーパーで包んで重しをし、元の重量の約60〜70%になるまで徹底的に水切りを行うか、つなぎに片栗粉や山芋すりおろしを加えて水分を抱え込ませる工夫が欠かせません。