家庭にある代表的な熱源ごとの特性を把握すれば、失敗することなく思い通りの焼き加減を実現できます。それぞれの調理器具に合わせた最適な加熱時間と手順を整理しました。
1. フライパン+クッキングシートで焼く場合
フライパンを使った焼き方は、最も手軽で失敗がありません。冷凍鮭をクッキングシートでふっくら仕上げる手順は極めてシンプルです。
フライパンにクッキングシートを敷き、凍ったままの鮭を皮目を下にして置きます。中火〜弱火で加熱を開始し、チリチリと音がしてきたら料理酒(小さじ1〜2)をシートの外側(フライパンの底)に回し入れ、すぐに蓋を閉めます。この冷凍鮭の酒蒸し・蒸し焼きのコツを実践することで、酒の蒸気が魚臭さを中和しながら内部までふっくらと火を通します。片面5分、裏返して弱火で4分ほど蒸し焼きにすれば完成です。
2. 魚焼きグリルで焼く場合
直火による香ばしさを求めるならグリルが適しています。冷凍鮭の魚焼きグリルの時間は、通常よりも長めの設定が鉄則です。強火で一気に焼くと表面だけが炭化し、中心が凍ったまま残ってしまいます。必ず2〜3分予熱を入れた後、弱火でじっくり9〜11分かけて熱を浸透させます。途中でアルミホイルを上にふんわり被せると、焦げ付きを防ぎながら芯まで確実に熱が通ります。
3. オーブントースター&アルミホイル包み焼き
朝のお弁当作りなど「ほったらかし」で仕上げたいときは、冷凍鮭のオーブントースター焼き時間(約12〜15分)を活用した冷凍鮭のアルミホイル包み焼きが最適です。ホイルに薄く油かバターを塗り、凍った鮭とキノコや玉ねぎを包み込んで密閉します。蒸気が充満して全体がふっくらと蒸し上がり、最後にホイルの上面を開いて2分ほど追加加熱すれば程よい焼き目も付けられます。