離乳食初期のしらすはいつから?塩抜きの落とし穴と簡単下処理テクニックについて知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

スーパーの鮮魚売り場には「釜揚げしらす」「しらす干し」「ちりめんじゃこ」と複数の名称が並んでおり、どれを購入すべきか迷う保護者が少なくありません。これらは基本的にすべてイワシ類の稚魚(主にマイワシやカタクチイワシ)ですが、加工工程における「水分含有量」と「塩分濃度」に大きな差があります。

種類水分量・食感の特徴食塩相当量(可食部100gあたり)離乳食初期における評価・推奨度釜揚げしらす水分約80〜85%(茹で上げた直後で柔らかい)約3.0g〜4.0g前後◎ 最適(身が柔らかく塩抜き・すりつぶしが極めて容易)しらす干し水分約50〜60%(茹でた後に少し天日・機械乾燥)約4.0g〜6.5g前後◯ 代用可能(釜揚げより長めの茹で時間と細かなすりつぶしが必要)ちりめんじゃこ水分約30〜40%以下(しっかり乾燥、硬い食感)約6.0g〜9.0g前後✕ 初期は非推奨(硬くてすりつぶしにくく、塩分が高すぎるため)

日本食品標準成分表のデータからも明らかなように、乾燥度合いが高まるほど重量あたりの塩分濃度は急増します。離乳食初期の下処理には、身がふっくらとして組織が柔らかく、短時間で塩分が抜ける「釜揚げしらす」を選ぶのが最も失敗しない選択です。